日本に身近なアジアの中でも、特にシンガポールやマレーシアは人気の国です。今までに一度は旅行などで訪れたことがあるという方も多いことでしょう。しかし、観光目的では無く、現地に長期滞在して生活をしているという方も珍しくありません。一体、シンガポールやマレーシアには、どの程度の在住人数がいるのでしょうか。

外務省が2018年に公開した「2017年10月1日時点でのデータ」では、「マレーシアには24,411人」、「シンガポールには36,423人」の在留邦人(日本人)が暮らしている事が公表されました。在留邦人数が圧倒的一位のアメリカは約42万人となっているので、それと比べると少ないように感じられるかもしれませんが、どちらの国も在留邦人12位以内には入るくらいの人数となっています。日本のすぐ隣にある韓国で暮らしている在留邦人が約3万9千人なのを考えると、十分に奮闘している数字だと言えるのではないでしょうか。

シンガポールは前の年(2016年)と比べてやや人数が減少してしまいましたが、それでも在留邦人数上位の国に入っています。近年、シンガポールでは日本人在住者の人数は増加傾向にあり、毎年数千人単位で増え続けていましたが、この年に人数が減少した原因ははっきりとはわかっていません。「現地での就労ビザ取得がし難くなったり、仕事が減ったせいだ」という意見もあります。また、「シンガポールは外国人労働者が多く経済成長率が高い国だが、その分だけ外国人労働者への規制が厳しいのでそれが原因だ」という声もあり、様々な憶測がされているようです。

一方のマレーシアは、前年よりも約700人ほど増加した人数となっています。緩やかではありますが毎年じわじわと在留邦人数が増え続けており、現在ではシンガポールの次に日本人が多い国となっているようです。今後更に人数が増えることが予想されているので、どのような動きになるのかを注目をしたいですね。